童話館のブッククラブに入会してから、半年以上経ちました。
配本の傾向として、翻訳絵本が多いなぁという印象。
はじめは、翻訳絵本って絵とかも派手だし、話も謎な話が多いイメージで苦手だったんだけど、やはり童話館に選ばれるだけあって、地味にハマる作品が多い。
ヨーヨは はらぺこあおむし 大好きだし、 とらっく でおなじみのバイロン・バートンの乗り物シリーズなんかは、でんしゃ、ひこうき、ふねを追加で揃えて、もう暗記してるレベルで(私がね)読んでるから、子どもはカラフルで独特な翻訳絵本が好きなのかなぁと思う。
最近私がハマったのは、「かぜさん」という絵本。
これは、細部までこだわって作ってあって、絵が何ともいえない可愛さ。
文の周りにまた可愛く枠が描いてあって、眺めてるだけで癒される。
ドイツの古典作品で、何と初版は1910年だって。
100年以上も前の作品ってすごすぎる。
この絵本に出会えただけでも、童話館のブッククラブに入会して良かったと思える。
日本では、他の翻訳者の方が出版していたこともあり、中身の日本語訳が少し違うみたい。
ヨーヨはあんまり好みじゃなさそうだけど、ゆき氏は食い入るように見ている。
男女の違いもあると思うけど、絵本の好みが出てきて面白い。
- 作者: モウドピーターシャム,ミスカピーターシャム,Maud Petersham,Miska Petersham,渡辺茂男
- 出版社/メーカー: 童話館出版
- 発売日: 1995/05/01
- メディア: 大型本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
こちらの絵本も、はじめ送られてきた時は 題名が謎 絵が怖い くらい思ってしまったが、読むたびにぐいぐい引き込まれて、結構なお気に入りになりつつある。
絵が怖いという気持ちはすぐに和らぐほど、おはなしそのものがすごくかわいらしくて、ほっこりするので気に入っている。
おはなしに出てくる赤ちゃんが、あんまりかわいくなくて、なんとなくゆき氏に似ているのも好きな理由かも。(←ゆき氏失礼w)
これも、ブッククラブに入ってなかったら、手に取っていないと思う。
これはアメリカの古典作品で、1949年に描かれたものみたい。
戦後間もなくにこの絵本を描いている精神性が、勝戦国であることを物語っているよなぁと思ってみたり。
おやすみなさいおつきさま (評論社の児童図書館・絵本の部屋)
- 作者: マーガレット・ワイズ・ブラウン,クレメント・ハード,せたていじ
- 出版社/メーカー: 評論社
- 発売日: 1979/09
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 34回
- この商品を含むブログ (75件) を見る
この本は最近届いた絵本。
かなり独特な世界観で、おススメ。
ヨーヨは途中出てくるおかゆを食べる真似がしたいためだけに聞いている感あるけど、めちゃくちゃ不思議な気持ちになる絵本。
読んでいて、スーッと心が落ち着く絵本。
欧米のお屋敷の夜って、こんな感じなのかな〜というイメージ。
翻訳絵本って、かなり好みが分かれるよなぁと思いつつ、私は結構ハマっているので、まだしばらくは童話館のブッククラブにお世話になろうかなと考えてるところ。
でもやっぱり、童話館出版の本が多いというのも少し気になってはいて、そういった点ではやはりメルヘンハウスのブッククラブは出版社の偏りがなく、良かったなと思う。