これは、メルヘンハウスからの配本で、しばらく眠っていたが、最近毎日読んでと持ってくる。
絵が雑なんだけど、味があって、芸術とは?と考えさせられる作品。
パンツがうまくはけない男の子(たつくん)が、パンツなしで遊びに行き、動物に尻尾がないことをからかわれ、片足で立ってるサギに相談。
解答得られず、片足で立っていたため転倒。
お尻泥だらけ。家に帰る。母にお尻を洗ってもらい、またパンツを履くよう指示され、またも転倒。ヤケクソでそのままはいてみるか!と試したら、意外とできた。ズボンまでその調子ではけたもんだから、さっきからかわれた動物に自慢しに行く。動物たちから、母の手作りズボンをうらやましがられる。
というストーリーです。
絵もさることながら、ストーリーも謎展開ですが、ヨーヨはどハマり。
1970年の絵本ということで、50年前の絵本です。
50年経っても子どもが楽しめるもの、素直にすごいなぁと思う。
私は新しいものには疎いけど、古き良きものが好きで、絵本やおもちゃは、孫の世代でも楽しめるものを与えたいなぁと常日頃思っていて、この絵本もその中の1つになるだろうと思う。
夫のお母さんがとっておいてくれた絵本を、今ヨーヨが読んでいて、そういうのがすごくいいなぁと日々思っている。
- 作者: バージニア・リー・バートン,むらおかはなこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1961/08/01
- メディア: ハードカバー
- クリック: 10回
- この商品を含むブログ (72件) を見る
↑これらは全部夫が小さい頃にお母さんに読んでもらっていたもの。
お母さんは亡くなってしまったけれど、生きていたらたくさんたくさん可愛がってくれただろう孫に、私が代わりにたくさん読んであげたいなと思う。
私もそんなお母さんを見習いたいなーと思うので、どんな絵本をよく読んでいたのか、忘れないようにしなければ。