ぐーたら女の覚え書き

日ごろ思うことなどの覚え書き。長男7歳、長女5歳、次男1歳の育児記録やら、好きな絵本を気まぐれに紹介やら、色々です。2021年1月からアメリカサウスカロライナ 州へ駐在の帯同をしています。

好きな絵本10選

今の私が純粋に気に入っている絵本を紹介。

子どもはどう思ってるのかは知らん。

誰得。

 

でも、ひとつ前の記事を読むより、ストレスなく読んでもらえるかと思います。(誰に向かって言っているのか)

今まで何回か登場した絵本もあります。

 

 

童話館のぶっくくらぶをしていて、良かったなと思えた一冊。

ずーっと眺めていたくなる不思議な絵。

この本、100年以上前のドイツの本で、それもびっくり。

いつか子どもが大きくなって、絵本を読まなくなっても、これは手元に置いておきたいなと思っている。

訪問看護のパートをしていた時に、5歳の子のところに訪問していたのだけど、そこでも何回か勝手に持参して読んだ。

その時に流れた何とも穏やかな時間のことを私は生涯忘れないだろうと思う。

 

やさいさん (PETIT POOKA) 0~3歳児向け 絵本

やさいさん (PETIT POOKA) 0~3歳児向け 絵本

  • 作者:tupera tupera
  • 発売日: 2010/07/20
  • メディア: 単行本
 

私は祖父母が畑をやっているにもかかわらず、野菜がどんなふうに育つのかよく分からなかった。

これは『やさいさん、やさいさん、だーれ』のページで土から出てる部分が描いてあり、ページをめくるとすぽーん!と出てくる。

葉の部分はこんな風になってたのね、と今更ながらとても勉強になる。

絵も可愛いし、読むと単純で子どもも喜ぶし、いい絵本だなと思う。

 

かいじゅうたちのいるところ

かいじゅうたちのいるところ

 

これは、何回も紹介しているが、本当に好き。

子どもも気に入ってる。

『Where the wild things are 』というのが元の題名。

いつか、英語版を買えたら良いな。

私が1番好きなのは、おはなしの最後のページで、真っ白な余白に「まだほかほかとあたたかかった」とだけ書いてあるところ。

その一文を読み終えたときのフワッとした感じが、たまらなくよい。

 

 

だるまちゃんとてんぐちゃん

だるまちゃんとてんぐちゃん

  • 作者:加古 里子
  • 発売日: 1967/11/20
  • メディア: 単行本
 

加古里子さんの絵本の最初の一冊。

絵が素朴で可愛くて大好きだし、加古里子さん独特のことばの使い方(とてもきれいで読みやすい)が大好き。

てんぐちゃんに憧れるだるまちゃんが、てんぐちゃんの持ち物をどんどん欲しがるおはなし。

だるまちゃんが可愛くて可愛くて。

だるまちゃんシリーズはまだまだたくさんあるし、からすのシリーズはまだ未読だし、科学のシリーズなんて、全部揃えたいくらい欲しいし、沼にハマりそうな予感。

 

 

アニマルバスと パンやさん

アニマルバスと パンやさん

 

朝倉から引っ越す時に、お友達からプレゼントされた絵本。

丘の上にあるきつねのパン屋さんを、アニマルバスのみんなで盛り上げるおはなし。

これを選んでくれたお友達のママさんが、優しくて可愛らしくて、すごくいい人だったから、この絵本を読むたびにその人から受けた優しさを思い出す。

それに加えて、絵が可愛いし、セリフも可愛いし、パンが美味しそうだし、おはなしの内容も心温まる素敵なもの。

他にもシリーズで出版されているようなので、図書館にあったら借りてこようかな〜。

 

あいうえおの本 (安野光雅の絵本)

あいうえおの本 (安野光雅の絵本)

 

これは、芸術作品と思って買った。

50音順で、見開き1ページの左側にに一文字ずつ木目調で大きく書いてあり、右側にはその文字の頭文字の絵がカラーで大きく書いてある。その文字と絵は枠で囲ってあり、枠の絵をよく見るとその文字が頭文字のものの絵が散りばめられていて、飽きずに見ていられる。

安野光雅さんの世界観が好きで、独特な何とも言えない味のある絵に引き込まれる。

ひらがなって、普段何気なく使っているけど、可愛くて、たおやかで、すごく素敵な文字だなぁと、ひらがな使う日本人に生まれてよかったなと思うほど。

 

ゆかいなかえる (世界傑作絵本シリーズ)
 

この絶妙な薄緑と水色の使い方が好き。

この表紙に出てくる色の濃淡のみで描かれている。

色彩の可能性と言ったらいいのか。

シンプルでとても良い。

最初にカエルの卵が食べられるところや、トンボの卵をエサにするカエルたちの描写があり、自然の厳しさも少し分かるようなお話。

 

おまえうまそうだな (絵本の時間)

おまえうまそうだな (絵本の時間)

  • 作者:宮西 達也
  • 発売日: 2003/03/01
  • メディア: 大型本
 

このシリーズは、どのお話もジーンと心が温まったり、切ない気持ちになる。

それを隠すことなくダイレクトに伝えてくるのが、私はどうも苦手なんだけど、でも何か中毒性がある不思議な絵本。

母は読み聞かせながら泣いてた笑。

ヨーヨは最近恐竜好きだからか、今一番お気に入りの絵本みたい。

 

これは、不思議な世界に紛れ込むような、心の片隅にある、自分でもうまく表現しがたい気持ちになる絵本。

寝かしつけの絵本なんだけど、部屋の明かりが少しずつ暗くなっていき、寝室にある全てのものにおやすみと語りかけるお話。

最後に

「おやすみ そこここできこえるおとたちも」

というフレーズがあり、その一文が好きすぎる。

 

五味太郎さん、大好き人間の私がイチ押しする、この絵本。何冊か持っているけど、この絵本が1番好き。(これから変わるかもしれないけど)

言葉の面白さが分かる絵本。

同じ言葉を立場が全く逆の2人(1人と一頭)が同じ場面で思う。

30過ぎの私(当時)が、はじめて読んだ時にめちゃくちゃ面白くて感動したので、まだ読んだことない方は図書館などで読んでみてほしいなぁ〜。

 

 

絵本は本当に私の癒し。

子どもに読み聞かせるというよりは、自分が楽しくて読んでいる。

うちの子はまだ2人とも読み書きできないから、絵を見て絵本の世界を楽しんでいる。

それって、今だけの本当に貴重な時間だなと思う。

ヨーヨはもうすぐ5歳。

今は文字に対して全く興味がなさそう。

それは少し心配している部分ではあるけど、今のこの文字の概念のない世界を存分に楽しんでほしいなって思う。

 

ちなみに。

今日の夜に読み聞かせた絵本はこちら。

図書館で借りた以下3冊。

ヨーヨは図書館で中身を確認してから借りるようになった。

以前はジャケ借りばっかりだったのに、成長したな。

きみはほんとうにステキだね (絵本の時間)

きみはほんとうにステキだね (絵本の時間)

  • 作者:宮西 達也
  • 発売日: 2004/09/01
  • メディア: 大型本
 
サンタがきたらおこしてね        

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