色々あったが、Kinderに通い始めて1ヶ月半くらいが経過。
ヨーヨはspecial education のクラスに1日3時間弱行って、昼前には帰ってきていた。
ヨーヨにKinderで何してきたか聞いても、「バブズ先生が何か食べてた」とか「何か飲んでた」とか、やってることがマジでよく分からなかった。
先生に今日はどうでしたか?って聞いても、「He was great 」やら「He enjoyed !」やら、全くよく分からない返事のみ。
(多分私が英語分からないから)
意を決して3月になる前に手紙を書く。
・彼は楽しく通っています。
・毎日Kinderで何してますか?彼はそれを私たちに知らせるまで発達していないから、わからない。
・彼にとって今お友達や家族ではない人たちとのコミュニケーションが重要な時期かなって思っていて、3時間の通園は彼にとって短すぎると思っている。
・ せめてESL(英語が母国語じゃない子のための英語学習クラス)のクラスとかに参加できませんか?
などなど。
そうしたら、その日のうちにお返事があり、
・ヨーヨはクラスのアクティビティに全部参加してる
・絵や図を手がかりにしたり、友達が遊んでるのをよく見たりして、おもちゃを要求できる
・彼はほとんど喋らないけど、こちらの言っていることは分かっていると思う
・3/9に彼の教育の計画のミーティングを予定してるから来てね
・ESLはあるけど、ASD向けのクラスはない。それもミーティングで話しましょう!
的なお返事だった。
そして今月9日。
夫と2人Kinderに行き、ミーティングに参加。
電話での通訳つき!!!
ありがとう、親切すぎる!!!
ミーティングのメンバーは
・バブズ先生(支援級の担任)
・スクールカウンセラー(心理士)
・5Kクラスの担任(日本でいう年長クラス)
・私たち夫婦
・校長?(若い男性で感じが良くて好き←知らんがな)
・電話越しの通訳さん(この方も心理士さん)
このメンバーで、日本でやった発達検査の結果(Vineland II)の英訳や、日本での彼の様子(どのくらい発達してるか)を予め渡してあったので、それを元に先生が正味1ヶ月ヨーヨをクラスでみてくれ、それらを踏まえて話し合いをした。
まず、アメリカでは9歳までいわゆる児童発達支援のような支援を受けられるとのこと。
言葉の壁があるから、こちらで診断はできないので、日本からの資料を照らし合わせると、ヨーヨはこの支援を受けられる、ということを言われた。
一年ごとに細かくその子に合った教育目標を立ててくれる。
・アルファベットの大文字が書けるようになる
・20まで数えられる
・自分から友達に声をかける
など、大まかな目標を設定してくれた。
さらに細かい具体的な目標もあり、それに沿って先生たちがアプローチしてくれるみたい。
それから、今までは朝のspecial educationの時間だけだったのが、来年度に向けて5Kのクラスに入れてもらえることに。
(ヨーヨは今4Kの年齢なので、1つ上のクラスになるが、来年度は進級せずに5Kを2回やることになる)
しかも先生1人付いて。
ありがたすぎて、泣く。
それはちゃんと私たち親にもきちんと書面で渡してくれて、そうすることを、政府からの通達で決められているそう。
マジですごいな、アメリカの発達支援。
まず、公立の学校で療育を受けられ、さらに担任や心理士が同席してミーティングが行われることが、当たり前になっている。
というか、義務化されている。
私が日本で苦労していろんな機関にバラバラに面談に出向いて、いちいち最初から説明して、時間も労力もたくさんかけてやってきたことが、小一時間で終わるわけ。
もちろん、小学校に併設されているから、無料。
これって、日本でいうと介護の界隈では当たり前に行われている担当者会議みたいなもの。
(介護保険を使って社会のサービスを利用するにあたり、ケアマネや施設や病院の看護師や訪問看護ステーションの看護師や、リハビリの担当のコメディカルの方など、利用者さんを取り巻く人が一度に集まって話し合う会議)
なぜ介護にはそのシステムがあるのに、教育にはないのか、、、と思わずにはいられなかった。
とりあえず、じゃ、明日から1時半までね!と、言われ、水、木、金とお弁当持ちで行き、ヨーヨは嫌がることなく(水曜日ははじめ5Kに行く時に少し不安で嫌がったみたいだけど)帰ってきた。
日本で転園した時の地獄を思い出して、それを想定してたから、拍子抜け。
いや、初めて行く場所も嫌々通ってたら意外といいところだったなーという経験が、彼を成長させたのかもしれないな。
来週からも楽しく通ってくれますように。
先日、寝る前に読んだ絵本。
3人がそれぞれ選んだ絵本なんだけど、偶然にも訳者が3冊とも わたなべしげお さんの絵本だった。
何となく、おおぉぉぉー!と、心が躍った。