今日、ヨーヨの発達を診てもらっている先生のところへ、実に一年半ぶりに再訪してきた。
先生はお変わりなく、ヨーヨは恥ずかしがりながら「おはようございます」とか言って、カッコつけていた。
一年半前は、5歳半だったヨーヨは、あと3ヶ月で7歳になる。
私がひたすら話している間、ヨーヨは椅子に座って静かにしていた。(めちゃくちゃ成長を感じた)
先生には、アメリカでの様子をザッとお話しして、今困っている事や、今後に向けてどうしたらいいかなどを相談した。
・行き渋りはなく、拍子抜けするほどスムーズに学校生活に馴染んでいた。
→先生爆笑。彼にとっては、日本語がすでに外国語のようなものだから、通じない前提で話してくれる英語の方が親切で分かりやすい。
・ひらがな、カタカナは読めるようにはなったが、読解力はまったくなくて、下手したらテストで0点取る勢い。
→テストの点数は置いといて、、、教材選びが肝。本人が興味ない教材でいくらやっても時間の無駄。好きなことが書いてある図鑑かなんかを与えて、自分で読みたいと思わない限り無理。
・日本人コミュニティで浮く。浮きまくる。
→日本人だからといって特別と思っていないから、みんなとズレが生じる。本人が通じ合ったと思える体験を積み上げていくしかない。言葉でのコミュニケーションはせいぜい3割程度なのに、大人や日本の教育は言葉こそが通じ合うための手段と思いがち。男の子同士は特に情緒の発達が未熟だから、トラブルになりやすい。
・来年、一時帰国のタイミングで日本の小学校に体験入学させたいと思っている。気をつける点はあるか。
→学校選びに失敗すると、一気に嫌になって逆効果になるから、そこは慎重に。町内の特別支援学級でいい先生がいるから話聞きに行くように勧められる。私の息がかかっているから、名前出してくれたら話が早いよ、と。(神すぎる先生)
・服装のこだわりが強い。暑い日でも長ズボンを履きたがる。
→日本人の大人は暑い夏も長ズボンが多いんだし、好きなようにさせたら?
・日本に帰ってから知能検査はした方がいいか。
→どっちでもいい。ジグソーパズルなんかをやらせると、彼らがどれだけ違う視点で物事をみているかがよく分かる。我々の物差しに当てはめて数字で評価したところで、それが何?って話。
・最近弟が産まれて、あまり構ってあげられない場面もあり、接し方で気をつけることがあれば教えてほしい。
→弟くんがもう少し成長して、親に甘えたい頃になったら、ヨーヨがやきもちを焼いて甘えてくるかもしれない。そうしたらやった!と思って、素直に甘えさせてあげること。
甘えたいのは、その人と関係を深めたい(通じ合いたい)と思っている証拠。
いつも、先生の話を聞くと思う。
変わるべきは親の方なのだ。
親としての心構えが、まだまだ全然足りない、と。
私のような凡人は、極端にできない事があることを恐れて、ヨーヨを平均に少しでも近づけようと、躍起になって、勝手にイライラしている。
それを、「無意味!」と軌道修正され、でも何もせずにはいられないので、何となく良さそうなことを取り入れてぼちぼちやっていこうと思う。
日本に帰ってきてから、絵本を買いまくっている。
本屋最高。
買った絵本紹介(誰得)
↑これ、すごくおすすめ。
遊びながら大人も学べる。空を見るのが楽しくなる。