ぐーたら女の覚え書き

日ごろ思うことなどの覚え書き。長男7歳、長女5歳、次男1歳の育児記録やら、好きな絵本を気まぐれに紹介やら、色々です。2021年1月からアメリカサウスカロライナ 州へ駐在の帯同をしています。

1年生を終えて

この3月でヨーヨは日本語補習校で1年生を修了した。

 

そして、これは偶然なんだけれど、ヨーヨのアメリカでの特別支援の締めが3月なので、面談があった。

 

なので、現地校と補習校で、言われたことや今私が思うことや考えることを記録しておこうと思う。

 

○補習校

先生から

1年生の最初に比べると随分と成長した。分からない問題があると大きな声を出して「手伝って!」と言う。(テストの時も関係なく叫ぶ)

手伝わないと不貞腐れて、なかなか気持ちの切り替えができないことも。

話はほとんど聞いていない。配られたプリントも、どんどん勝手に進めていく。

休み時間のチャイムが鳴ると、早く遊びに行きたすぎてフライングして、他の児童から注意されている。

 

○現地校

先生から

特に問題なく過ごせている。ほとんどの指示は理解できて、みんなと一緒に楽しく過ごしている。

授業でわからないところは助けを呼ぶことができて、補足すると問題解決できている。

算数は特にしっかりできている。このままいけば、2ndに上がれる。(アメリカは小学生でも容赦なく留年の制度がある)

特別支援では概ね目標は達成できた。次回の1年も読み書きを主に指導し、1日の15%を特別支援の教室で過ごす予定。

ESOLは評価1.4。(ざっくり言うと英語が母国語ではない子への言語習得の支援で、満点は6で、4.0以上でESOL卒業となる、、、ので、まだまだ長い道のりというか、卒業しないまま帰国することになると思う)

 

 

補習校の先生、本当にありがとうございます&すみませんという感じ。

ちなみに、補習校の先生はめちゃくちゃいい先生で、ヨーヨの特性も理解しつつ、けど日本に帰ると困るだろうと思うことを主に教えてくれるので、問題ばかり指摘されてる風の書き方になってしまったが、それは私が当初からお願いしていたことでもあるので、感謝の一言。

基本的に駐在員の子への日本の教育に関して避けて通れない、文化の違いを教えてくれる大切な場でもあるので、仕方ない。

ヨーヨは補習校の宿題とか諸々嫌がってるふうに見えるが、行かないとか辞めたいとかは言わないので、とりあえず続けている。

「もっと寝たいよ〜」とか「なんで土曜日も学校なの〜」とか不平不満は一生言ってる。

で、相変わらず音読や読解力が一年生のレベルに到底届いていないレベルで正直絶望している。

もうひたすら時が来るのを待つしかないのはわかっているのだけど、興味ないものを音読させるのが困難すぎるし、国語の問題や算数の文章題とかは宿題見てると辛すぎて呆然としてしまう。

まともに会話ができるようになったのが5歳前なのだから、それに伴い理解力も追いつかない。

それは当たり前の結果だと分かってるし、そのうち少しずつ本人なりの成長をしていくのだから、気長にやるしかないのだが、それまでに本人の自己肯定感的なものを低下させないでいることが本当に難しいなと思う。

し、それを促すような方法で接していそうな自分が嫌になる。

夫の会社でお子さんがADHDの診断を受けてる上司の方が「学年相当の学力は望まないで、真の学力をつけることが大事であり目標」と言っていたのがこういう子たちの親のあるべき姿だなと思う。本当に。

私は日本でしか教育を受けてこなかったし、中学生くらいまではそこまで学習が困難と思ってこなかったので、「え、これが分かんないの?」の連続でもうどうやっていいか分からなくて大きな声を出してしまうことが多々ある。

一年生でこれだから、本当に先が思いやられる。

とりあえず、日々の音読と、四則演算の基礎の基礎である足し算引き算をひたすらやって、理解力が発達するのを待つしかないのだけど。

あと、ルールが理解できなくて遊び中にトラブルになることが度々あり、それも課題。もう、定型の一年生の理解力はすごい。先日は2年生のオリエンテーションでやったカルタのお手つきが理解できなくて、みんなに注意されて癇癪を起こして大変だった。(私はその場にいなかったのだけど、2年生の担任の先生から状況を聞いて大体分かった)

キレ方が普通じゃないから、みんなドン引きしていたわ。

先生から「去年は大変だった?」と聞かれ、「生まれてからずっと大変です」と反射的に答えてしまった。

ちょうど良い機会だったので、今までの発達の遅れのことや、それで自閉症スペクトラムの診断を受けている事もお話しておいた。

先生は穏やかなご夫人という感じの方なんだけど、パンチ効いたのきたな〜と思っているだろう。どうなることやら。

 

現地校はとにかく本人も楽しそうに通っていて、いつも友達の出欠状況や、着てた服とか、好きなもの?などの情報を私に教えてくれる。

友達が食べてるアメリカのジャンクお菓子とか飲料のリサーチも半端なくて、常に意味不明なおやつやジュースを欲している。

英語もそれなりに上達している感じがする。私が学校に行事などで行ってヨーヨに話しかけると、謎に日本語は全無視されて、英語での質問には答えてくれる。意識高すぎの語学学校の生徒と化しているw

現地校の宿題は算数はできるけど、国語的な英語の読解問題はやはり難しそう。

で、もう一つすごく謎で微笑ましいのは、仲良い友達や気になる友達ほとんど黒人の子。

そういえば、ユキ氏のプリスクールのサマーキャンプに行かせた時も、唯一名前を覚えたお友達は黒人の子だった。(ユキ氏のプリは人種にめちゃくちゃ偏りありで、黒人の子は数人しかいない)本人は学校で習ってきた偉人ではマイケルジョーダンや、キング牧師に興味があるようで、それも奇しくも黒人。

なんでかは謎。

 

そんなこんなで、残りのアメリカ生活も週休1日制で頑張ろう。

ていうか、マジで大変なんだよね、この生活。

夫はもっと大変だと思う。月から金まで仕事して、土曜日は往復5時間の運転で補習校に連れて行く生活、夫の会社の中でうちしかしてない自信あるわ。

くそっ!こんな僻地に転勤させやがって!とこの件に関してだけは思うわ。

土曜日の我が家の生活も記録として書いとこ。

5:00 起床

6:15 出発

8:30 補習校到着

8:50〜12:50 補習校の授業(この間に図書委員の仕事がない日は買い物。私はゆき氏のプレサークルの付き添い10:30まで)

どっかでご飯食べるか、ハンバーガーを食べながら家に帰る。

早いと15:30、遅いと17:00頃に帰宅。

子供達は車の中で寝て、元気が回復しているので、ここからが長い。

私と夫は土曜の夕方は死にかけ。

 

ようやく家から1時間のところにある補習校(それも普通に遠いんだわ)は対面になったそう。おせえわ!

もう環境変えたくないし、そこも見学した夫曰く、今行っている補習校の方が圧倒的に環境がいいということなので、あと長くて1年、頑張ろう。

 

来年度からゆき氏も幼稚部に入校するので、付き添う必要がないから、補習校近辺を開拓する余裕ができるな。

今度はじょっちゃんが動き出すからお洒落カフェに行く〜とかは難しいかもしれんが、少しゆっくりできたらいいな。

 

 

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