ぐーたら女の覚え書き

日ごろ思うことなどの覚え書き。長男7歳、長女5歳、次男1歳の育児記録やら、好きな絵本を気まぐれに紹介やら、色々です。2021年1月からアメリカサウスカロライナ 州へ駐在の帯同をしています。

母乳育児最強神話について。

最近食べムラの激しいヨーヨのために、

食とは何ぞやを一から見直してみようかと思い、

幼児食についての本を買ってきました。

 

ヨーヨは食べムラが少し出てきたくらいで、全然食べない〜とかいう悩みとは無縁なほどよく食べます。

それはそれはありがたいことです。

 

で、よく、ヨーヨは育てやすい子だね!とか言われるんだけど、育てやすい子なんてこの世の中にいないと信じている私は、言われるたびにモヤっとします。

 

そういう、日常のほんの少しの時間だけを切り取って、決めつけるようなセリフは良くないなぁと。

 

 

私が子育てをはじめてまだ1年と少しなんですが、まぁ世の中の育児指南っつーのはあれがいい、あれはダメ、これもダメ、な決めつけごとが多いなぁと思うことが多々。

 

それから、まず産まれてからすぐに始まる乳問題。

あれは本当に面倒だったなぁと。

 

私はそこまでミルクか母乳かとこだわりがありませんでした。

しかし、母乳の出が悪かったことや、まぁ勝手に母乳なんてもんは子どもを産んだらわいて出てくるのだと信じていたものだから、そうでなかった自分は結構メンタルをやられました。

いざ生んでみたら、やはりそれなりに訓練をしないと完全母乳育児にはたどり着けないんだなぁと身を持って体験しました。

 

そこで、一番  は?  と思ったよく言われた意見は、

 

人間の長い歴史でミルクが登場したのなんてごく最近のことなんだから、母乳で育てられないはずがない

女の体はそうできている

 

という、意見でした。

 

彦根の母乳外来に行った時もそう言われ、

正直金の無駄だった、行かなければよかったと嘆きました。

 

 

自分や、自分の子どもが病気になったら病院に余裕で行ってるくせに、妊娠や出産や母乳に関しては人間の自然な営み説を唱えてくる人って、何なんだろう。

 

そういう人が世の中の乳飲み子を抱えながら母乳が出ずに悩んでいるお母さんを追い詰めてるんだと思って。

 

一生懸命にお乳を求めてくる我が子は確かに可愛かった。

しかし、それ以上に哺乳瓶のミルクを求めていた(笑)

でも、もうそれすらも忘れてしまうくらいに、母乳かミルクかなんてどうでもいいことで、あの時母乳が出なくて流した涙はどんな意味の涙だったのかも、よく分からないまま、ヨーヨはサクッと卒乳を済ませ、今はストローで牛乳を美味しそうに飲んでいます。

 

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