最近は、言わずと知れた名作が童話館から次々と送られてきており、どの本も2人はとても気に入っています。
はじめ読んでみて ん? と思っても、子どもたちは次の日も読んで!と言ってきます。
50年ほどの月日を経ても変わらず愛されるだけあって、子どもの心をグッと掴む何かがあるんだろう。
これはストーリーと言い、絵と言い、本当に謎が多い絵本だけど、特にヨーヨがめちゃくちゃ気に入っています。
ノルウェーの昔話。
日本でいう鬼みたいな存在のトロルが、非常に薄気味悪く、最後は大きいやぎのがらがらどんに粉々にされるというおったまげ展開!
で、最後 ちょきん、ぱちん、すとん! とオチもよく分からないまま無理やり?話が終わります。
子どもにとって、何か心地がいいのかな。
謎だけど。
何だかんだ私も好きになった絵本なので、そういうことなんだろう。
これは、絵が丁寧でとても可愛いです。
ウクライナの昔話。
爺さんが落とした手袋に、カエルやらウサギやらいろんな動物が入り込んで、最後はクマとかやってきて無理やり入る絵本ならではの展開。
こちらも最後はあっけなく終わります。
ぴょんぴょんカエルとか、おしゃれギツネとか、きばもちイノシシとか、動物の前に特徴を表す形容詞?がついていて、ヨーヨはそれが好きみたい。
これは、可愛くて、イラスト調で描かれた絵本の世界が読んでる私を癒してくれます。
ゆき氏が気に入っていて、たくさん出てくる動物を指差して「これは?」と聞いてきます。
フワフワのカステラがまぁー美味しそう。
ぐりとぐらはシリーズで何冊か買っても良いかなぁと思っています。
これは、しばらく眠っていたけれど、最近出してきてハマって毎日読んでいる絵本。
ロシアの昔話で、50年くらい前の本です。
老夫婦がありったけの材料で焼いたパンが動き出して、いろんな動物に食べられそうになりながらも、繰り返しの歌で交わし、最後はキツネに騙されてパクっと食べられるお話。
繰り返しの歌?セリフ?がまぁ長いんだけど、(さらに同じ歌を5〜6回歌う)最後のパクん!で2人はビックリした顔してケタケタ笑います。
これはストーリーが面白いし、オチもあって私も好きです。
よくよく考えてみたら、動物が出てくる絵本を最近よく読んでる気がします。
人間は出てきても導入部分で少しだけ。
ヨーヨはもののけ姫にどハマりして、毎日のように見ていて、頭の中で世界が広がってる感じがします。
今までは読んでそれでおしまい!って感じだったけれど、日頃の話の中で絵本の登場人物(動物)が出てきたり、セリフをなりきって言ってみたりして、読み甲斐が出てきました。
ここまで長かった、、、涙。
ヨーヨが1歳くらいから、寝かしつけにほぼ毎日絵本を読んで、1日平均3〜5冊くらい読んできたから、ざっくり1年で1200回くらい、3年で3500回くらい?
ゆき氏は生まれてすぐから絵本を読み聞かせられる環境だったから、絵本が大好きで、よく理解しています。(理解度でいったら、多分ヨーヨよりありそう)
継続は力なり!
私は育児において誇れることはほとんどないけれど、絵本を読むことで子どもに何かしてあげられている感を持ち、1日の終わりを迎えることができています。(そんなんでいいのか)
子どもと向き合えるいい時間です、私にとって。
たまたま私が絵本好きで、子どもも絵本好きなタイプの子だったから、続けてこられました。
絵本は万能ではないけれど、この時間が2人にとってもいいものであるといいなぁと思います。
これから、1年の間に引っ越しが続き、2人の環境が目まぐるしく変わります。
寝床も変わるでしょう。
(アメリカに行ったらベッドになる予定)
それでも、夜寝る前だけは絵本の力を借りて、いつもの変わらない時間を作ってあげられたらいいなぁと思っています。